トマトの芽かき・受粉

トマトの芽が伸びていて芽かきをしたかったのですが雨の日が続いていて出来なかったので久しぶりの晴れで伸びていた芽かきをしました。 以前慣行栽培トマト農家で研修をしていた際には芽は全てかくというふうに教えてもらいましたが自分で就農して自然栽培を始めてから芽と根が繋がっていること、樹勢を見ながら芽かきをする事を知りました。 写真はミニトマトの芽かき前の状態です。毎年ミニトマトは少し樹勢を落としぎみに管理したいので前半から中盤までは芽は全てかいています。後半に差し掛かる頃からは樹勢を見ながら芽を伸ばしたままにも。

芽かき後です。普通の植え方で1番花下の脇芽と2本立てで仕立てていきます。ミニトマトは他に1番花下と2番花下の脇芽の2本仕立て、横植えの物も主枝と1番花下、脇芽同士の2本仕立てと昨年もやってみたのですがいまいち違いが分からず今年も比べてみます。

これはアロイトマトの受粉の様子です。ハウス栽培なので蜂などの虫による自然受粉はそんなに望めない為 ぶんぶん太助という電池で震える道具で朝露が乾いた後の花粉がよく出る午前中暑くなり過ぎないうちに1株づつ触って振動により受粉を促します。樹勢が丁度いい時はこれをしなくても風などでうまく受粉出来るのですが、株が弱ったり、逆に強すぎたり、気温が高く・低くなり過ぎる時期などはぶんぶん太助の力が必要です。それでも毎年8月になると朝の収穫の野菜が増えて全て収穫し終わると暑くなってしまって花粉が出なかったり、忙しさに負けて受粉をしない事が殆どで9月後半からの段が飛んでしまったりするので今年こそは忙しくても受粉を優先すると目標をたてていますが、、、今朝やった所は1番目の花は実がついてくれていましたが1番目の実は形が悪かったり大きすぎたりすることが殆どなので2番目3番目の形の良いものを残し摘果する為にしばらくはぶんぶん太助の毎日です。
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